from CLIENTS

□ 月額、お一人様「¥10,000」の値上げに成功致しました。

介護事業を設立当初より現在までお客様(ご利用者)にとって、良質で安価なサービスの提供を考えて運営してきました。
ところが介護報酬の減算等で経営的に数字を見直そうと思い、近隣の同業者の情報を集めてみました。結果、自社との料金の違いを知りました。自社の料金が低い・・安かったのです。

自分は、創立者、経営者として、大切なお客様に喜んでいただけるサービスを心掛け、提供してきた結果、現在があります。でも、ふと立ち止まって考えてみると、他の事業所よりスタッフさんの人員も多く、サービスの質も劣らないので、お客様のご支持を受けているのにどうして収益性がないのだろう・・と考えました。
今後の方向性を見直したい、このままでは経営的にやっていけなくなる・・・どのように値上げをしていったらいいのか、お客様が離れていくのではないかなど不安でした。そこで少しでも料金を値上げして現在のサービスに対しての適正な新しい価格表にしていきたいと思い、アドバイスもいただきたいので、コンサルティングをお願いすることにしました。

結果、入居施設の管理費を月額、お一人様「¥10,000」の値上げに成功致しました。
ご家族会では、後ろ盾となる、そして根拠となる資料を基にご説明をさせていただいたところ、ご家族様の拒否的な意見もなく、それどころか、こんな言葉もいただきました。
「社長さん・・・この様に各施設の料金体系は、自分たちでも資料を集めて知っている、その上でこの施設に決めたのですから・・どなたも値上げに反対しないと思いますよ」
何と温かいことばではないでしょうか。適正な価格にしていくことは、決して間違いではないと思いました。頑張っているのに、報われないのでは、良い企業ではないと思いました。独自の価値を高め、お客様から選ばれる施設づくりを今後も展開していこうと思いました。

コンサルタントの先生に感謝するとともに、「価値で値上げをする」事は、これからもスタッフさん達と共に価値そのものを高める大きな出発点になった事に考えを変えられました。
本当にありがとうございました。

□ 適正な価格を決めるプロセスを学ぶことが出来た。

値上げに対して、抵抗感や罪悪感があった。
最初は「無理」「それは難しい」と思い、顧客が離れて行ってしまうのではないか?と不安が先行したが、大久保先生と話しているうちに、実は適正な単価を決めていなかったのか…と痛感させられた。
今回のコンサルで適正な単価を設定することの重要性を感じた。自分達の商品や仕組みの「棚卸」ができたことで

改めて、新たな価値を見出すことができ、その対価を考え適正な価格を決めるプロセスを学ぶことが出来た。あわせて私達の「見えないサービス」をスタッフ同士で共有することが出来た。
後はグルーピングして、価格価値を決定しお客様とお互いにストレスがない様にしていこうと思います。有り難うございました。

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