社長へ、銀行員さんに、これを言ったらおしまい、かもよ

社長へ、銀行員さんに、これを言ったらおしまい、かもよ

 

社長へ、

今からお伝えする一言は、ほぼ100%の確率で
「この社長、大丈夫〜??」と

銀行員さんを不安に落としい入れるみたいです。

 

今日は、

資金調達を円滑にしたい社長向けに、

わたくしの経験上、

銀行員さんには言わないほうが

良いと思っている一言についてお話をします。

 

「そんなん、言われなくても知っているし〜」

という社長は、どうぞスルーしてくださいませ(^ ^)

 

 

色々、賛否はありそうなこと、

予測していますが、

他でお話させていただいて、

意外に意識されていない社長もいらしたので、

今回は、反論もあるかもと思いつつ、

頑張って書いてみますね。(ドキドキ)

 

 

ここで、一つ質問ですが、

社長は、何かを仕入れる時、

調達先様に向かって開口一番に、

「ウチにはいくつまでなら売ってくれますか?」

って質問されますか?

 

ん〜〜〜。

 

調達(仕入)というのは、

自社では、いつまでに、

どれだけ必要なのかと考えて、

オーダーを出すものだと思います。

 

お金のを借りるのも調達(資金の)一種ですよね。

 

だとしたら、

仕入れの時と同じように、

必要量は、調達しようとする側(経営者)が

知って(考えて)いて、

リクエストしてくるもんだよね…、と

お考えになるのがナチュラルな銀行員さんのお気持ちの様です。

 

そのようなお考えをお持ちの銀行員さんに対して

開口一番に、

「ウチならいくらまで借りられますか?」

 

と、

質問したとすると、

銀行員さんの頭の中では

どのような感情が生成されるでしょうかね〜。

 

 

わたくしが、

邪推するには、

多分ですが…。

 

「この社長、自社のお金の出入り、ちゃんと掴んでいるのかなぁ…。」

 

「経営計画はつくっているのかなぁ…。大丈夫かなぁ…。」

 

そんな気持ちが、頭の中を去来するのではないかなぁ…、

と思います。

 

何か事を起こす(新規事業? 設備の更新 ?)にあたって

自分の会社に必要な、ヒト・モノ・カネは?

 

いったい、いつ、何が、どれだけ要るのか…

 

経営者だったら把握できているよね、

なのに、何故…。

 

「ウチではいくら借りられますか?」

って、

その質問の意味分かんない…、

って思うみたいですよ。

 

事業を進めるのは社長ご自身ですからね。

 

銀行に資金調達の相談に行く際には、

前もって、

 

いつ(どんなタイミングで)、

ヒト(人材 無理なら 外注先)・モノ(設備等)・カネ(資金)が

必要になりそうか、

まずリストアップしてみてください。

 

もちろん

最初はざっくりでも大丈夫です。

 

どんなものが必要なのか、

それを調達するために

おいくら位かかりそうかを、

コピー用紙に、

ザーッと

鉛筆で書き出してみてください。

 

(真面目な社長さんだと、

 一旦書いたものは消せないってお考えの方も多く、

 ペンが止まってしまうことが度々ありましたので、

 わたくしは、鉛筆書きを推奨しています(^ ^))

 

書き出した全ての金額を足し算すれば、

必要資金の総額が、

ざっくりではありますが見えてきます。

 

そうしたら、

次は、

その総額のうち自社ではどこまで用意できるのか、

自己資金として投入可能な額を考えてみてください。

 

総額と自己資金額の差額が

社外から調達する金額の概算値です。

 

初回訪問では、概算値でいいので、

銀行に持参して、計画を支店長と共有しましょう。

 

資金が必要になる、半年くらい前に

概算値を持って訪問し、

ついでに、アドバイスも貰っちゃいましょう。

 

アドバイスを受けて、

概算値を更新して、再訪しましょう。

 

 

半年前から、

計画を共有して、計画を一緒に磨き上げた場合と、

 

資金が必要になる直前に銀行に行って、

「ウチはいくらまで借りられますか?」

という場合と、

 

どっちのビジネスが成功確率高そうでしょうかね?

 

ちょっとだけ考えてみてください。

 

もし、

お忙しすぎて、あるいは計画が壮大すぎて

ヒト・モノ・カネのリストアップをご自分一人でするには大変だ、

という社長や、


自力でリストアップはしてみたものの、

誰かに、漏れやダブりがないかを チェックして欲しいなんておっしゃる社長は、

 

経営顧問か、わたくしにご連絡を下さい。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

以上

 

社長のビジョンを言語化し、

事業計画を経営数字で裏付け、実行を伴走サポートする

社長補佐官(R) 大久保優子 でした。