来年度、補助金を獲得したい人が今からできる準備
資金調達のオプションとしての補助金
社長補佐官業をしていると、色々な相談があります。
業種、業界、業績関係なく、どんな社長でも関心を持っていることの1つは資金調達。
調達と言うとまずは融資を思い浮かべる方が多いですが、
補助金もある意味資金調達ですね。
しかも、融資とは異なり、返さなくていいお金です。
発表、公募開始、あっという間に締め切り(*_*)
補助金を活用したいとおっしゃる社長は多くいらっしゃいます。
そして、それと同じくらい多くの社長がおっしゃるのは…。
「申請書類が多くてめんどくさい…」
「あんなにたくさんの書類を短期間で書けない…」
「どうして他社は申請書類を締め切りまでに用意できるのか、分からない…」
補助金の公募に間に合う会社とあきらめる会社の違いとは…
ここ数年の傾向では、小さい会社に広く浅くご利用いただけるような種類の補助金が
増えています。
小さな会社でも利用できる、採択されているということは、
大きな会社で、事務に専任できるスタッフさんが確保できている会社だけが書類を
揃え、応募、採択に至っているという事だけでもなさそうです。
公募開始後、短いもので1か月程度で締め切りになる補助金
実は公募の前から準備をしておけば、余裕をもってすすめわれます。
では、どうやって、公募前に知るのか？
概算要求
唐突感を覚える方も多いと思いますが...
毎年秋口にかけて政府の概算要求が出ます。
今年は9月1日に発表されました。
実は、専門家がこの内容を読み込むと、来年度にどのような補助金が
予定されているか、ある程度は予測が付きます。
社長たちにお伝えしたいのは、
秋口から、来年度の計画を練っておけば、
やりたい事業は選考して決めておけるので、
春以降に発表された中から事業計画に適合しそうな
補助金をさがして応募すればよいのです。
補助金の発表があった、さあ、何に使おう!!
ではなく、
やる事を決めておいて、自社に都合の良い補助金に手を上げればいいのです。
当然ですが、公募開始後に余裕をもって準備できます。
もし、コンサルタントを雇っているなら、事前に来年度の計画を共有しておけば、
ある程度の予測をして、社長に関係ありそうな情報は提供してくれるでしょう。
来年度、広告や看板を設置したい、
新商品のパンフレットを作りたい、
という計画をお持ちの社長は、お近くの専門家に聞いてみて下さい。
今から準備をしておけば、ゆとりを持って申請の準備ができますね。
社長補佐官として思う事
補佐官らしくないもの言いで恐縮ですが、
経営って、「時間を味方につける事」だと思います。
イケてる社長達を見ると、皆さん
半年先、1年先のプランをお持ちで
視線はそっちを向いています。
少し先の事を見られる時間的ゆとりは
選択肢を増やし、交渉を優位に進められるポジションを確保できるのでしょう。
そうして、半年、1年、2年と時が経つと、
未来を見ながら経営されている方と、そうでないところでは
歴然と差が開いてくるようです。
未来を見るためには、経営計画書を作っておくと自分以外の人にも伝わりやすくなります。
幹部、金融機関、パートナー…。
社長が逐次説明しなくても、経営計画書がスポークスマンになってくれます。
経営計画書は、実行するあてのない夢物語を誰かに書いてもらって、
ひっそりと金庫にしまい込んでおくものではありません。
社長が、心から実現させたいと思う夢を現実にするための行程表の様なもの。
行程表のなかから、補助金に使えそうなところを取り出して、
補助金の申請書として仕上げればいいのです。
そう考えて頂ければ、
来年度を視野に入れた計画を考えるのも、
そんなに苦にならないでしょう？
実利に結び付いた、活動に思えてきませんか？
来年度、何か始めたいとお考えの社長へ
その間、もし、来年3月以降に何か新しい事を始めたいとお考えの社長が
おいでになりましたら、何をしたいのか、予算はどのくらい必要か、
ちょっと考えてみて下さい。
いまから考えておくといい事がありますよ ^^
宿題が終わったら、ご連絡くださいね。
ご連絡はこちらから。
社長補佐官 大久保 優子
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日時：
9月6日(水) 9月8日(金) 10:00~18:00
東京ビッグサイト 東3ホール 東3-T26-17
詳細はこちらから
